最新戦法の事情【6月・居飛車編】を公開しました。詳細は、ここをタップ!

毎日次の一手(2019.7.12)

毎日次の一手

 

どうも、あらきっぺです。今日も次の一手に取り組んでいきましょう。

今月は、「攻め」をテーマに問題を出題します。

 

注意事項

 

・問題は、主にあらきっぺが指した将棋を基に制作しております。なるべく答えが一通りになるように局面を編集しておりますが、人間なのでミスがあることもございます。大らかな目でご覧いただけると幸いです。

 

・問題の難易度としては、主に有段者を対象に想定しております。したがって、級位者の方々には些か荷が重いかもしれません。ただし、解答及び解説は丁寧に記しておりますので、難しければ解答だけでもご覧ください。

 

「ご挨拶」の記事でも記している通り、問題の無断転載は、ご遠慮お願い致します。

 

昨日の解答

 

それでは、答え合わせです。優位を維持することが目的でしたね。

 

戦場

正解は、▲6二歩です!

 

戦場

歩を垂らして形を乱しにいく手が正解でした!


解説

 

問題図は先手が攻勢に出ているものの、このまま7五の桂を無条件で取りきられると切れ筋に陥るので、非常に忙しい局面を迎えています。

 

戦場

平凡に攻めるなら▲8一香成△同玉▲4五桂△3九竜▲3三歩が考えられるでしょう。これで良ければ話は早いのですが、△2九馬で攻め合いを挑まれると先手は都合が悪いのです。(第1図)

 

戦場

(1)▲5七歩は△4七馬で後手の攻めが加速しますし、(2)▲5七金は馬の利きが通るので△7五歩が絶品ですね。

そうなると、勢い▲3二歩成△5六馬で斬り合うことになりますが、このとき先手は後手玉に迫る手段が乏しいので、敗色濃厚です。(A図)

この変化は▲3三歩→▲3二歩成が案外、遅い攻めなので、先手は攻め合い負けを喫してしまうのです。

 

 

改めて、問題図に戻ります。

戦場

なぜ先手は▲8一香成で桂を取ると攻め合い負けになってしまうのでしょうか。それは、[▲8一香成△同玉]というやり取りによって後手の玉が一路、戦場から遠のいてしまうからです。

したがって、問題図では後手玉を安全にしない状況下で▲8一香成を実行する必要があり、そのための準備が▲6二歩なのです!(解答図)

 

これは次に▲3二竜→▲6一金という狙いがあるので、放置することは不可。しかし、後手はどのように応じても不都合が生じてしまうのです。

(1)△6二同金は、▲8一香成△同玉▲8三桂成がありますね。

(2)△7三金と頑張るのも▲4五歩△5三銀▲8一香成△同玉▲6五桂で、先手の攻めが炸裂します。(第2図)

 

後手は△同歩と取れないと話にならないところですが、▲8三桂成で金銀両取りが掛かるので先手の攻めは繋がります。

 

改めて、解答図に戻ります。

結局、後手は△6二同玉と取るのが最良の受け方になるのですが、▲8一香成で先手は大いに得をしました。

そこから△8六銀は▲7四桂が痛いので、後手は△7五歩で桂を取るくらいですが、自然に▲7五同角で問題ないでしょう。(第3図)

 

後手玉が6筋にいるので、今度は▲4五桂が期待値の高い攻めになりますね。先手は桂をタダで取った上に角を活用することも実現したので、切れ筋の懸念は解消したと言えるでしょう。

第3図は玉型の差が大きいので、先手有利と判断できます。

 

問題図では、直ちに▲8一香成を決行しても効果が薄いので、それの威力を高めるために後手陣の形を乱しておくことが急所でした。ゆえに、▲6二歩が最適な一手になるという訳ですね。

 

 

毎日次の一手 (2019.7.12)

 

それでは、今日の問題です。冒頭に記したように、今月は「攻め」がテーマです。Let’s challenge!!

 

難易度
(3.0)

目的: 優位を維持する。

 

ヒント: 後手が戦場になると困る場所は?

 

解答は明日に発表いたします。お楽しみに!



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