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毎日次の一手(2019.8.8)

毎日次の一手

 

どうも、あらきっぺです。今日も次の一手に取り組んでいきましょう。

今月は、「悪手探し」をテーマに問題を出題します。

 

注意事項

 

・問題は、主にあらきっぺが指した将棋を基に制作しております。問題に齟齬がないように注意しておりますが、人間なのでミスがあることもございます。大らかな目でご覧いただけると幸いです。

 

・問題の難易度としては、主に有段者を対象に想定しております。したがって、級位者の方々には、些か荷が重いかもしれません。ただし、解答及び解説は丁寧に記しておりますので、難しければ解答だけでもご覧ください。

 

「ご挨拶」の記事でも記している通り、問題の無断転載は、ご遠慮お願い致します。

 

昨日の解答

 

それでは、答え合わせです。優位を維持することが目的でしたね。

 

選択肢

(A)▲4六歩
(B)▲7七桂
(C)▲5七銀
(D)▲2四飛

(B)と(C)と(D)です!

 

悪手

 

悪手

 

▲4七金と▲4六銀と▲7四歩が悪手でした。


解説

 

まずは、何故これらの手が悪手なのかを説明します。

 

悪手

(D)の▲2四飛は、△2三歩と打たせて▲2五飛と指す組み立てです。確かにこう進めば桂が安定するので都合が良いですね。

しかし、▲2四飛には△4五銀で桂を取られてしまうので先手は形勢を損ねます。(A図)

 

次に、(B)の▲7七桂に触れます。これは銀が取れるので悪手ではなさそうですが、△7六銀と捨てる手が鋭い切り返し。以下、▲同銀△4五銀と進んだ局面は容易ではありません。(第1図)

 

先手は△6六桂と打たれる傷が残っていますし、7七に桂を配置したことで角の働きが悪くなっていることもネックです。

この変化は銀桂交換の駒得ですが、4五の桂が盤上から消えていることが先手にとって不服なところです。この駒は抜群に良い働きをしていた駒なので、6五の銀との交換では満足できません。

 

最後に、(D)の▲5七銀に触れます。

悪手

これは上部を厚くした意味ですが、△4五銀で要の桂を失うので面白くないですね。以下、▲2二角成△同金▲7七桂と指しても△6四角が厄介な攻防手で、先手不利です。(B図)

 

話を整理すると、どの変化も先手は4五の桂が不本意な形で盤上から消えていることが分かります。ゆえに、これらの手は悪手なのです。

 


他の手について

 

悪手

上記の失敗例を踏まえると、先手は安々と△4五銀という符号を許してはいけないようですね。したがって、(A)の▲4六歩が優位を維持する唯一無二の一着になります。(第2図)

 

悪手

緩いようですが、これで桂を安定すれば4四の銀を攻めに使われることはありません。先手は▲7七桂と▲2四飛という複数の狙いが残っているので、手番を渡しても問題ないのです。

 

後手は歩を取られて▲6六歩という形で銀が詰まされると最悪なので、ここでは△2三金と受けるのが妥当でしょう。しかし、▲7七桂△7三桂▲6五桂△同桂▲6六銀打が後手陣の配置の悪さを着く好手順です。(第3図)

 

悪手

後手は▲5三桂打と打たれる傷を抱えているので、この桂取りを味よく受ける術がありません。今度は4五の桂が残っている状態で銀桂交換になっているので、先手は第1図よりも遥かに条件が良いですね。

 

 

問題図では4五の桂を支えておくことが急所でした。▲7七桂や▲5七銀や▲2四飛はその条件を満たしていないので、悪手になってしまうという訳ですね。

 

 

毎日次の一手 (2019.8.7)

 

冒頭に記したように、今月のテーマは「悪手探し」です。ルールは、以下の通りです。

4つの選択肢の中に、悪手が少なくとも一つ含まれております。それを見つけ出してください。(悪手の数が一つとは限りません)

 

ちなみに、選択肢の全てが悪手ということはありません。つまり、悪手の数は1~3ということになりますね。悪手を見抜いて、局面を有利な方向へ導いてください。

 

それでは、今日の問題です。Let’s challenge!!

 

悪手

選択肢

(A)▲2四歩
(B)▲2五銀
(C)▲4三銀
(D)▲2三同飛成

難易度
(4.0)

目的: 形勢の悪化を防ぐ。

 

ヒント: 先手が実現しなければいけないことは?

 

解答は明日に発表いたします。お楽しみに!



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