元奨励会三段が将棋をテーマにあれこれ書いています。

毎日次の一手(2018.10.7)

 

どうも、あらきっぺです。今日も次の一手に取り組んでいきましょう。

 

注意事項

 

・問題は、あらきっぺが指した将棋を基に制作しております。なるべく、答えが一通りになるように局面を編集しておりますが、人間なので当然、ミスはございます。大らかな目でご覧いただけると幸いです。

 

・問題の難易度としては、主に有段者を対象に想定しております。したがって、級位者の方々には、些か荷が重いかもしれません。ただし、解答及び解説は丁寧に記しておりますので、難しければ解答だけでもご覧ください。

 

「ご挨拶」の記事でも記している通り、問題の無断転載は、ご遠慮お願い致します。

 

まずは、昨日の解答を記します。

 

正解は、▲2五歩です!

「開戦は歩の突き捨てから」という格言に則る手が正解でした!


解説

 

問題図は、先手がどのように仕掛けるかがテーマです。ここで動かないと、6七の角が無用の長物となってしまいそうですからね。

 

しかし、愚直に▲3四角と歩を取ると、△2五桂が爽やかな返し技で、先手失敗です。(第1図)

 

また、問題図から▲3五歩△同歩▲2三角成で馬を作るのも、△3六歩▲同歩△2五桂で後手のカウンターを喫してしまいます。(第2図)

 

これも、第1図と似たような失敗例ですね。先手は馬を作っても、後手の捌きを誘発しているようでは、仕掛けた甲斐がありません。

 

つまるところ、後手の△2五桂と跳ねる反撃が強力なので、先手はそれを封じる必要があります。その手段が、▲2五歩なのです!(解答図)

 

これを素直に△2五同歩と応じると、今度こそ▲3四角が成立します。2五の空間を潰したことで、△2五桂を消していることが分かりますね。

以下、△2一飛で2筋を守っても、▲2三歩が着実な攻めです。(第3図)

 

あとは、▲5六角→▲2五桂というあんばいで、2筋の突破を目指せば良いでしょう。この変化は、先述した失敗例とは違い、後手の飛車を押さえ込んでいることが自慢ですね。

 

解答図に戻ります。

後手としては、△2五同桂▲同桂△3七角と指す方が、粘りがあります。しかし、▲2九飛が冷静な対処で、先手の優位は揺るぎません。(第4図)

 

次に▲1三桂成△同香▲2四飛があるので△1五角成と受けるくらいですが、それでも▲1三桂成が攻めを繋ぐ好手。以下、△同香▲1六歩△2五馬▲1五歩と後手の馬を圧迫して先手良しです。(第5図)

 

次は▲2六歩で馬を捕獲できますし、△1五同香には▲2五飛△同歩▲1五香で駒得できます。後手は▲7五桂と打たれる傷を抱えているので、強気な戦いを挑めないのが辛いですね。

 

問題図は、△2五桂と跳ねるカウンターさえ食らわなければ、先手がリードできる局面でした。なので、▲2五歩でその空間を埋めておくことが急所だったという理屈ですね。

 

 

毎日次の一手 (2018.10.7)

 

それでは、今日の問題です。Let’s challenge!!

 

目的: 良さを求める。

 

ヒント: 相手の主張を潰してください。

 

解答は明日に発表いたします。お楽しみに!

2 Comments

Sun_say

次の一手、楽しみにしています(*^^*)
馬を消す▲6五角でしょうか?
△6四馬なら、角切りから金を打ちつけると云ったところでしょうか。

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あらきっぺ

はじめまして。ご覧いただき、ありがとうございます。

ふふふ。そうですね。答えは明日のお楽しみということで笑

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