最新戦法の事情【8月・居飛車編】を公開しました。詳細は、ここをタップ!

毎日次の一手(2019.4.4)

毎日次の一手

 

どうも、あらきっぺです。今日も次の一手に取り組んでいきましょう。

今月は、「悪手探し」をテーマに問題を出題します。

 

注意事項

 

・問題は、主にあらきっぺが指した将棋を基に制作しております。問題に齟齬がないように注意しておりますが、人間なのでミスがあることもございます。大らかな目でご覧いただけると幸いです。

 

・問題の難易度としては、主に有段者を対象に想定しております。したがって、級位者の方々には、些か荷が重いかもしれません。ただし、解答及び解説は丁寧に記しておりますので、難しければ解答だけでもご覧ください。

 

「ご挨拶」の記事でも記している通り、問題の無断転載は、ご遠慮お願い致します。

 

昨日の解答

 

それでは、答え合わせです。形勢の悪化を防ぐことが目的でしたね。

 

悪手探し

選択肢

(A)▲2八飛
(B)▲5八金
(C)▲3四銀
(D)▲3四歩

(A)です!

 

悪手

▲2八飛が悪手でした。


解説

 

まずは、なぜ(A)の▲2八飛が悪手なのかを説明します。

 

悪手

この▲2八飛は、次に▲2四歩から棒銀の要領で2筋を狙った意味ですね。確かに飛車を寄れば後手は受けが難しいのですが、△8六歩▲同歩△8五歩という攻めが嫌らしいのです。(第1図)

 

悪手

▲同歩△同飛と進むと、先手は△8六歩の垂れ歩と△5七桂成から銀を素抜く攻め筋が同時に受からないので、この歩は取れないですね。

 

そうなると、勢い▲2四歩△同歩▲2三歩と攻めることになりますが、△3三角とかわすのが冷静で、先手の苦戦は否めません。(第2図)

 

悪手探し

ここで▲2四銀と攻め込んでも、△同角▲同飛△8六歩のときに困っています。

 

問題図から▲2八飛を指してしまうと、3五の銀が浮くので後手に攻め筋を与えてしまいます。ゆえに、▲2八飛は悪手になってしまうのです。

 


他の手について

 

悪手

したがって、先手はこの十字飛車の筋にさえ気を付けておけば、後手から攻められる心配はありません。

(C)の▲3四銀は、銀をさっさと捌いて十字飛車の筋を回避してしまおうという意味ですね。(第3図)

 

悪手

以下は△同銀▲同飛△6三銀▲3六飛が進行の一例で、これは一局の将棋という印象です。(A図)

 

また、(B)▲5八金と(D)▲3四歩は似たような意味なので、まとめて解説します。(第4図)

 

後手は△6三銀で銀を活用するくらいですが、▲5八金△5四銀右▲9六歩でプラスの手を着々と積み重ねるのがクレバーな戦い方になります。(第5図)

 

悪手

後手はもう駒組みが飽和状態なので、有効手があまり見当たらないのですが、先手にはまだまだ指したい手が多く残されているので、(▲4六歩・▲3六飛・▲3七桂・▲7九玉など)駒組み合戦は願ったりなのです。

 

第5図では△4五歩が一例ですが、▲3七桂→▲2五桂→▲2四歩という調子で後手陣を攻めて行けば先手が指せる将棋でしょう。

 

問題図では、とにかく△8六歩→△8五歩の継ぎ歩を警戒することが肝要でした。ゆえに、3五の銀を浮き駒にしない指し方が重要だった訳ですね。

 

 

毎日次の一手 (2019.4.4)

 

冒頭に記したように、今月のテーマは「悪手探し」です。ルールは、以下の通りです。

 

4つの選択肢の中に、悪手が少なくとも一つ含まれております。それを見つけ出してください。(悪手の数が一つとは限りません)

 

ちなみに、選択肢の全てが悪手ということはありません。つまり、悪手の数は1~3ということになりますね。悪手を見抜いて、局面を有利な方向へ導いてください。

 

それでは、今日の問題です。Let’s challenge!!

 

悪手

選択肢

(A)▲4三金
(B)▲5一金
(C)▲5二金
(D)▲8一飛成

難易度
(3.0)

目的: 優位を維持する。

 

ヒント: 攻めが頓挫しないように注意しましょう。

 

解答は明日に発表いたします。お楽しみに!



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