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毎日次の一手(2019.6.18)

毎日次の一手

 

どうも、あらきっぺです。今日も次の一手に取り組んでいきましょう。

今月は、「受け」をテーマに問題を出題します。

 

注意事項

 

・問題は、主にあらきっぺが指した将棋を基に制作しております。なるべく答えが一通りになるように局面を編集しておりますが、人間なのでミスがあることもございます。大らかな目でご覧いただけると幸いです。

 

・問題の難易度としては、主に有段者を対象に想定しております。したがって、級位者の方々には些か荷が重いかもしれません。ただし、解答及び解説は丁寧に記しておりますので、難しければ解答だけでもご覧ください。

 

「ご挨拶」の記事でも記している通り、問題の無断転載は、ご遠慮お願い致します。

 

昨日の解答

 

それでは、答え合わせです。優位を維持することが目的でしたね。

 

毎日次の一手

正解は、▲5五金です!

 

空を斬らせる

4五の銀に空を斬らせる手が正解でした!


解説

 

問題図は、穴熊がとても遠いので先手が指しやすい局面ですが、決して自玉が堅い訳ではないので、丁寧な指し手が必要な場面です。

 

毎日次の一手

この局面で目を引くのは、やはり1二の角ではないでしょうか。先手はあの駒を取れば怖い部分が無くなります。なので、▲3一飛と打つ手は考えられるのですが、△4六銀▲同歩△6七金と絡まれると嫌らしいですね。(第1図)

 

空を斬らせる

▲1一飛成は△7八金▲同銀△同角成と殺到されるので危険です。しかし、ここで受けに回るようでは▲3一飛と打った手との関連性が乏しいので、先手変調です。

 

また、問題図から▲6七歩で角道を止める手は有力ですが、△4六銀▲同歩△5六歩▲同歩△同角が侮れない手順で、先手大変です。(第2図)

 

ぼんやりした攻め方に感じますが、次に△3九角と打つ手がなかなか厄介なので簡単ではないのです。

 

 

改めて、問題図に戻ります。

毎日次の一手

上記の失敗例に共通していることは、4五の銀が捌けていることです。後手はこの駒が消えると1二の角が起動するので、この金銀交換はすこぶる得な取引なのです。

したがって、先手はこの銀を捌かせないようにする手が求められており、それが▲5五金なのです!(解答図)

 

空を斬らせる

相手に手を渡すので怖いようですが、これが沈着冷静な応接です。次こそ▲3一飛が期待値の高い一手なので、結果として「後の先」になっているという理屈なのです。

 

後手は1二の角を使わないと話にならないので△3六銀と上がるくらいですが、▲6七歩でシャットアウトするのが堅実です。(第3図)

 

空を斬らせる

今すぐに受ける必要性も無いように感じますが、7八の金をぶった切られないようにしておけば、先手玉は頑丈な状態を維持できます。

このように、金の質駒を解除する手は、有効な受けになるケースが多いですね。

 

空を斬らせる

第3図は駒の損得こそありませんが、

(1)玉型で勝っている。
(2)1二の角が鈍った駒になっている。

という二つの要素が大きく、先手優勢です。あとは▲3一飛から▲1一飛成を間に合わせる要領で戦えば良いでしょう。

 

問題図では、4五の銀を盤上に残すことが急所でした。ひいては、それが1二の角を抑制することに繋がるからです。ゆえに、▲5五金が最適な一手になるという訳ですね。

 

 

毎日次の一手 (2019.6.18)

 

それでは、今日の問題です。冒頭に記したように、今月は「受け」がテーマです。Let’s challenge!!

 

毎日次の一手

難易度
(4.0)

目的: 優位を維持する。

 

ヒント: それぞれの逃げ場の弊害を考えてください。

 

解答は明日に発表いたします。お楽しみに!



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