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第2回世界将棋AI電竜戦本戦に人間独りで参加してみました!

電竜戦

どうも、あらきっぺです。

以前、Twitterで述べたように、第2回世界将棋AI電竜戦本戦に、「人間独り」という形でエントリーいたしました。

今回は、そのときの模様を私目線で振り返ってみたいと思います。

 

電竜戦とは?

 

まず、電竜戦とは、どういった大会なのかを簡単に説明したいと思います。

近年、コンピュータ将棋の大会は年に二回開催されており、一つはコンピュータ将棋協会が主催される世界コンピュータ将棋選手権、もう一つはドワンゴ社が主催をされていた電王トーナメントでした。

ただ、後者については2018年に終了が発表されたので、大会は年に一回という状況が続いていました。でも、それではコンピュータ将棋の発展が進まないよね、という訳で有志の方が立ち上がり、電竜戦が発足したとのことです。

また、電竜戦は人間のプレイヤーの参加も推奨していることも大きな特徴の一つと言えるでしょう。

なお、これらの詳しい理由につきましては、以下のサイトをご覧くださいませ。

参考 電竜戦の概要

 

人間の参加も推奨されていることですし、水匠との百番勝負の記事で記したように、最近の私は将棋ソフトと対戦することが楽しくて仕方ない境地になっています。そんな訳で、とてもワクワクした気持ちで当日を迎えました。

なお、大会は11/20~11/21の二日間にわたって開催されました。それでは、まず初日の模様から振り返っていきましょう!

 

初日 午前

 

初日の一局目は、10時開始。本日は10局行い、その結果によって翌日の参加リーグが決まるといった要領です。

なお、持ち時間は10分+2秒追加のフィッシャールール。2秒追加は嬉しいルールですが、人間は駒操作に時間が掛かるので、実質的には10分切れ負けに等しいですね。という訳で、一手辺りの考慮時間は長くても2分以内で切り上げ、決断よくバシバシ指していくことにしました。

 

さて、ドキドキの一局目。ちょっと風変わりな角換わりになり、

電竜戦 あらきっぺ

桂馬がぴょーん

 

2局目もぴょーん

電竜戦 あらきっぺ

 

3局目もぴょーん

電竜戦 あらきっぺ

何かすっげぇ、桂馬跳んでくるじゃん!

 

確かに「現代将棋を読み解く7つの理論」でも述べたように、早い桂跳ねは昨今の主流ではありますが、やられる方としては、なかなか心臓に悪いです笑

こういった桂跳ねはリスキーな攻め方でもあるので、よっぽどの勝算が無いと普通は実行しません。さすがに3局目の将棋が無理攻めであることは一瞬で分かりますが、他の2局に関しては「ソフトが決行している」という背景があるので、かなり怖かったですね。(ちなみに、一局目はちょっと無理、2局目はこちらが潰れているようです)

 

ところで、初日午前の波乱と言えば、一回戦で水匠が不戦敗になっていたことです。水匠の開発者である たややん氏は、事務所でパソコンを動かしていたとのことですが、どうやら清掃員の方がパソコンのコンセントを引っこ抜いてしまったらしいですね笑

こういったトラブルが起こることも、コンピュータ将棋大会の醍醐味の一つでしょうか。

 

ところで、私の二回戦の将棋ですが、かなり早い段階で、しかもお互いの玉がまだ安全なうちに終局しているので、違和感を覚えた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

これ、実を言うと接続切れ負けしてしまったんですよ。

おそらく、Wi-Fiが不安定だったり、対局中にZoomやらYouTubeやらいろいろ起動していたので通信が重くなっていたりしたことが要因かと思われるのですが、人間なのに接続切れ負けをするってポンコツプレイもいいとこですね…。

ちなみに、私、水匠のことはリスペクトしていますし、それゆえ水匠の指し方を真似することもしばしばありますが、接続切れ負けする部分まで真似することになるとは思いもしませんでしたね。ええ、ええ。我ながらアホすぎる

対戦相手のSakuraさんには、中途半端な形で対局が終わってしまい、申し訳なかったです。大変失礼いたしました。

 

とまぁ、ハプニングはあったもの、2勝1敗とまずまずの滑り出しで午後を迎えました。

初日 午後

 

パパッと昼食を済ませ、いざ午後の部に出陣です。

初日はスイス式トーナメントなので、4回戦は強豪ソフトとの対決不可避だろうなと思っていました。次のお相手は、koron。なお、koronは第1回電竜戦において、B級優勝&若竜賞獲得という実績があるソフトです。

将棋は、角換わり腰掛け銀の定跡形になりました。

電竜戦 千日手

かなり激しくやり合っている局面ですが、実を言うとここまでは経験あり。水匠との百番勝負で指したことのある将棋だったので、安心感を持って進めることが出来ました。やっぱり、練習って大事ですね。

 

電竜戦 千日手

この局面での本命は▲5五歩でしたが、本譜は▲7六歩。ここからは未知の局面です。

ひとまず、△4四銀で拠点を払うのは妥当なところ。以下、▲7五歩△9二角▲5五銀と進みます。

電竜戦 千日手

おや…..? そこに銀? これ、こっちも下から銀を支えたら、もしかしたらもしかするんじゃない?

そう思って△4三銀と着手してみると…..

電竜戦 千日手

▲4四銀△同銀▲5五銀△4三銀….で
千日手ゲットだぜ!

 

電竜戦 千日手

いやー、これは相当に嬉しかったですね。実力差を考えると私が負けるのが至って自然ですし、何より水匠との練習の成果を活かすことが出来たのは、大いに自信になりました。

ついでという訳でもないですが、5回戦のPAL戦も千日手に持ち込むことに成功。これも事前に調べておいた成果が出た一局でした。

 

電竜戦に出場するにあたり、人間が少しでも勝ち点を稼ぐにはどうすれば良いのかは色々考えたのですが、今回のルールだと積極的に千日手を狙うことが、最も現実的かなと思ったんですよね。

なので、戦略としては、

・遥か格上の相手には、千日手を想定して戦う
・そうじゃない相手には、頑張って勝ちに行く

こういうプランで戦う予定でした。こちらの動画でも、その辺りのことを述べているので、ご興味があればご覧くださいませ。

 

また、この二局の千日手は結構話題になったようです。場を盛り上げることに貢献できたようで、嬉しいですね。

 

6回戦のお相手は、やねうら王。本局は、定跡の理解という意味では、この二日間で最も勉強になった一局でした。

電竜戦 やねうら王

例によってオラオラやり合っている局面ですが、まだこちらは想定内の局面です。ここでの予想手は▲5八金で、以下△7七歩成▲同桂△7六銀で難解というのがこちらの研究でした。

ただ、やねうら王の選択は▲8八銀。これは全く知らない手でしたね。

電竜戦 やねうら王

なお、画像の左下青枠で示した部分は、やねうら王の評価値です。こちらは互角と想定していたのですが、すでに相手は、先手が+228良いと判断していることが分かります。

基本的に、対ソフトだと評価値が300を越えるとゲームオーバーなので、既にこちらはピンチに追い込まれているのですね。

 

電竜戦 やねうら王

以降も自然に指したつもりでしたが、中盤で▲7三角打という豪打を放たれたとき、はっきりと非勢を自覚しました。

電竜戦 やねうら王

△同金▲同角成と進めるのが妥当ですが、そのときこちらは飛車の良い逃げ場がありません。△5四飛と△8一飛、どちらに逃げても▲6三馬が痛烈です。

 

本局に関しては、定跡の精度の高さ、そして中盤で相手を突き放す正確無比な指し回しを存分に発揮され、全くのノーチャンスでした。将棋ソフトのレベルの高さを改めて感じさせられましたね。いやー、強かった。

 

後半戦になると、やはり人間は疲れとの戦いにもなります。8回戦のLightweight-EF戦は、もったいない一局でした。

電竜戦 あらきっぺ

ここまでは、先述のkoron戦とよく似た将棋ですね。

これは▲同歩と取ったら苦しくなるから▲5五歩だよな、と思い歩を打ったのですが、そこで△6四桂と打たれたとき、異変に気がつきました。

電竜戦 あらきっぺ

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”

しまったぁぁぁああああ

定跡間違えたぁぁぁあああ

 

いや、これ、ホント、心の底からやり直したかったです。

 

電竜戦 あらきっぺ

少し局面を巻き戻すと、この局面で相手には複数の攻め方があるのですが、

(1)△6五歩の場合→▲5五歩
(2)△4五歩▲同歩△6五歩の場合→▲4六桂
(3)△4五歩▲同歩△4一飛▲3六角△6五歩の場合→▲5五歩

と対応するのが定跡なんですよね。

電竜戦 あらきっぺ

要するに、こちらは相手の攻め方によって▲5五歩と▲4六桂を使い分ける必要があるのですが、お察しの通り、それを混同して間違った方を選んでしまった……という訳です。

電竜戦 あらきっぺ

正直、これが人間相手なら「まぁ、これくらいのミスはどうってことないっしょ。まだまだ、これからこれから!」と開き直れるのですが、相手がソフトとなると流石に許してもらえないですね。という訳で、以降はあえなく沈没です。この将棋はお粗末さんでした。

 

こんな凡ミスをするということは、少なからずコンデションに問題がありそうです。なので、この対局以降は、なるべく休息に時間を充てたり、軽食を取ったりして体力の回復に努めました。

そうこうして迎えた最終局。お相手は、芝浦将棋Softmax。横歩取りに対して青野流を採用し、こういった局面を迎えました。

電竜戦 あらきっぺ

ここは優勢を自覚していたのですが、どうやって勝ちに行くのかは大いに悩みました。

第一感は、▲3二と△3八と▲3一竜△4九と▲5二金と直線的に斬り合う手順。これは相手に有無を言わさない組み立てで、一気に仕留めに行くならこれになります。

電竜戦 あらきっぺ

ただ、この変化は4九の金を取らせることになるので、しっかり着地を決めないと取り返しがつきません。読み切れないと選べないプランでもあるのです。

前述したように、一手辺りの最大考慮は2分以内と決めていたのですが、ここは読み切れば勝ちなので、3分20秒つぎ込みました。そして、私の選択は……

電竜戦 あらきっぺ

はい、踏み込みませんでした

あまり本意では無かったのですが、読み切れなかったですね。

 

電竜戦 あらきっぺ

これは△3八となら▲3二竜で王手で金を取るという狙いです。こちらのルートは4九の金を渡さずに、3筋の金銀を二枚かっさらうことが出来るのが自慢ですね。反面、竜が一段目から逸れるので、寄せのスピードは遅くなります。

電竜戦 あらきっぺ

ただ、結果的には、こちらの堅実路線を選んだことが本局の勝因だったとも思っています。やはり、短い持ち時間の将棋では、「危ないけれど最短の道」よりも「長いけれど確実な道」の方が人間にとっては分かりやすいですから。

この辺りはタイムマネジメントも含めて、人間らしい勝ち方が出来たようにも思います。

 

そんな訳で、何とか初日は無事終了。結果は5勝5敗でした。B級リーグに入れたので及第点と言ったところですかね。

 

終わった後は気分転換とクールダウンを兼ねて、ちょっくら夜道を散歩することに。ふと夜空を見上げると、月が綺麗で見惚れました。一日中、パソコンと睨めっこしていたので、いい癒しになりますね。なお、写真はしっかり取り忘れました笑

 



二日目 午前

 

二日目は、8時30分に対局開始。なかなか早い開始時間です。とはいえ、「将棋大会の日だけは早起きできる」という特殊能力を持つ私には、ノープロブレムですね! 普段からきちんと起きろ

昨日はスイス式トーナメントでしたが、二日目は総当たりなので17局も指します。体力が持つかは心配でしたが、朝は体調がかなり良かったので、絶対大丈夫と思いながらパソコンの前に座りました。これ、いい言葉ですね笑

 

さて、今日も例によって、遥か格上には千日手狙い。自分よりも順位が低い相手には勝ちに行くプランで戦うことにしました。

しかし、この戦略はもうバレているので、今日は対策されてそうだなーと思いながら指していました。事実、そういう気配は大いに感じましたね。

3回戦のPAL戦は、まさにそうでした。

電竜戦 あらきっぺ

後手が3一にいた玉を△2二玉と上がったところです。

実を言うと、この手は定跡を外した手であり、現時点では△6五桂▲6六銀△4二玉と進めるのが最有力だと考えられています。ただ、こう指すと後手は千日手に誘導されやすいんですよね。

電竜戦 あらきっぺ

なので、多少、評価値が悪くなることを承知の上で、後手は千日手にならない手順を選んできたという訳なのです。

千日手を選ぶか否かの設定は、評価値の基準をちょこっと変えれば事足ります。ただ、その数値をどれだけ変えるかは、開発者の見解が分かれるところでしょう。

例えば、「評価値が-400の範囲内なら千日手にはしない」という風に設定すれば、まず千日手にはなりません。ただ、そうすると-400程度悪くなる定跡を選んでしまうリスクも抱える訳で、その辺りをどう判断するかという話になります。

 

ぶっちゃけたことを言うと、おそらく今回のルールだと、人間は強豪ソフト相手に+500~+600くらいのリードを得ても、それを維持するのは至難の業だとは思います。ただ、開発者の方と将棋以外の部分でも駆け引きが出来れば、こちらとしては楽しいなとは感じていました。

また、格上相手に千日手を狙って勝ち点を稼ぎに行く戦略は、人間だけでなくソフトも応用できる手法かと思います。そういう意味では、弱者の生存戦略として、一石を投じることが出来たかも知れません。

 

二日目 午後

 

午前中に6局を済ませ、残りは11局。対戦が残っているメンバーを見ると、順位が低い相手とバシバシ当たるようです。事前のプラン通り、それらのソフトには勝ちに行く腹積もりでした。けれども指してみた感じ、自分より順位が低いソフトも格上だと感じましたね。

内容的に最も惜しかったのは、7回戦のSDG48戦だったでしょうか。

電竜戦 あらきっぺ

仕掛けは研究通りであり、ここは優位を自覚していた局面です。なお、現局面を我が家の水匠5で30秒ほど検討させると、+660ほど先手良しとのことでした。そうですよねぇ。

ここで私は57秒考えています。選択肢は二択で、▲7四歩と踏み込むか、▲8七銀と大人しく指すか。結論から述べると、▲7四歩から斬り合いを挑めば、かなり勝算が高い局面を作れていたようです。

電竜戦 あらきっぺ

具体的には、▲7四歩△7六歩▲7三歩成△9九角成▲6二と△2三銀▲2二銀のように進めば、先手の寄せが決まります。対局中は、最終手の▲2二銀が見えなかったですね。

本譜の▲8七銀も致命的な悪手ではないのですが、ここでチャンスを逸したことが本局の全てだったと思います。

 

また、これは格上との対戦ではありますが、9回戦のGrampus戦も印象に残っています。

電竜戦 あらきっぺ

ここは(1)△5五同銀(2)△6三銀の二択で、どちらを選ぶか非常に悩んだ局面です。

第一感は△5五同銀だったのですが、こう指すと銀が上擦ることや、▲2四歩△同歩▲同飛のあとに▲7五歩と突っ掛けられる攻め筋も残ります。

電竜戦 あらきっぺ

なので本譜は(2)の△6三銀を選んだのですが、これが形勢を損ねる要因となりました。この銀を下げると勝ち目が無かったので、△5五同銀と応じて強く相手の攻めに立ち向かうしかなかったですね。

 

最後に、最終局のkoron戦を振り返ります。

電竜戦 あらきっぺ

ここまでは、前日にkoronと指した将棋と同一の進行です。もしここで▲5五銀と打たれたら、今度は△4三歩で打開するつもりでした。これは、そう指せば自分が+300ほど良いということを知っていたことと、全く同じ手順で千日手になっても学びが無いという理由からです。あとは、最後だからきちんと白黒着けたいな、という想いもありました。

電竜戦 あらきっぺ

ただ、そういった私の心情を知ってか知らずか、この日のkoronは▲7四銀△7二金▲6四歩と違う手順を選んできました。おそらく、koronは前日の教訓を踏まえて、絶対に千日手にしない設定にしていたのだと思われます。

電竜戦 あらきっぺ

さて、ここで私は△5四銀と受けるか、△7四角▲同歩△7六歩▲同銀△6六桂で攻め合うかという岐路に立たされていました。

後者の手順は、最終手の△6六桂に対して▲6五銀と出られて自信無し。ゆえに△5四銀と受けるのはやむを得ないと判断したのですが、これが致命的なミス。ここで受けに回ると反撃のターンが回ってこないので、攻め合いに活路を見出すより道は無かったですね。それを見切れないのが、今の自分の実力です。

 

3局ほど簡単に振り返ってみましたが、どうも自分は「強く出るか無難に引くか」という選択を突きつけられたとき、無難な道を選んでしまいがちな傾向があるように感じました。

もちろん、これが芝浦戦のときのように、プラスに作用することもあり得ます。けれども、ことに強い相手を倒すためには、果敢に踏み込んで行かないと勝てない、尖った姿勢を貫かないと太刀打ちできないということを痛感した次第です。今の自分は勝負所で怯んだ手を指してしまうようなので、今後はそれを改善していきたいですね。

 

まぁ、いろんなことがありましたが、ひとまず完走できて良かったです。終わってみると、意外と平気でした笑

このいい意味での心地よい疲労感は、三段リーグを指した日の感覚に近いです。まさか今になって、この感情をまた味わうことになるとは笑 たまには、こういうのも悪くないですね。

 

雑感

 

今回の電竜戦では、初日は45分、二日目は40分のインターバルで対局を行いました。

これだけ短時間に、そして自分よりも遥かに強い相手とたくさん指すと、どんどん感覚が磨かれていく感触がありますね。錆びついていた刃物を研いで鋭利にしているような感じです。

 

あと、棋譜がリアルタイムで公開されるので、一度失敗した作戦は、次回以降は100%使えません。それも良い刺激となりました。

電竜戦 あらきっぺ

これは二日目の5回戦に指したW@nderER戦の一コマです。

この将棋で私は、序盤で失敗してかなりの作戦負けに陥っています。ゆえに、この対局が終わり次の対局が始まるまでの間、どういった改善策を用意するのかを猛烈に考える訳です。文字通り必死に。

 

そういったことを何度も繰り返していると、自分自身が短時間でぐーんと成長できているような実感を覚えます。人間の大会では、そういったことはまずないので、(負けたら大体終わりだから)これは電竜戦に出場した一番の恩恵かなと思いました。

実際に成長できているかどうかは分かりかねますが、今後の取り組みでそれを証明して行きたいですね。少なくとも、なぜか詰将棋はよく解けるようになりました笑

 

また、電竜戦に参加して一番感動したことは、運営システムの素晴らしさです。対局はスムーズに進みますし、棋譜中継や成績の見やすさも目を見張るものがあります。特に、棋譜中継は形勢の推移や残り時間が視覚的に分かりやすく表示されることが嬉しいですね。

 

こういった参加者や観戦者に嬉しい機能がふんだんに搭載されているのは、運営の方々のご尽力あってのことです。また、個人的には電竜戦プロジェクトの理事長であるカツ丼さんこと、松本氏に大変お世話になりました。テストマッチにも付き合ってくださいましたし、大会中のレスポンスや業務連絡も迅速で、ただただ感謝です。

 

二日間で27局も指したので、些か健康に悪かった可能性はありましたが、とても楽しく中身の濃い時間を過ごすことが出来ました。最高でしたね!

 

それでは、また。ご愛読くださり、ありがとうございました!

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