最新戦法の事情【11月・振り飛車編】を公開しました。詳細は、ここをタップ!

毎日次の一手(2019.3.18)

毎日次の一手

 

どうも、あらきっぺです。今日も次の一手に取り組んでいきましょう。

今月は、「受け」をテーマに問題を出題します。

 

注意事項

 

・問題は、主にあらきっぺが指した将棋を基に制作しております。なるべく、答えが一通りになるように局面を編集しておりますが、人間なのでミスがあることもございます。大らかな目でご覧いただけると幸いです。

 

・問題の難易度としては、主に有段者を対象に想定しております。したがって、級位者の方々には、些か荷が重いかもしれません。ただし、解答及び解説は丁寧に記しておりますので、難しければ解答だけでもご覧ください。

 

「ご挨拶」の記事でも記している通り、問題の無断転載は、ご遠慮お願い致します。

 

昨日の解答

 

それでは、答え合わせです。優位を維持することが目的でしたね。

 

次の一手

正解は、▲7五角です!

 

受け

飛車を責める手が正解でした!


解説

 

問題図は、先手が8筋を攻めこまれています。このまま突破を許すと形勢が悪化するので、どうにかして対処しなければいけない場面です。

 

次の一手

ただ、平凡に▲7七桂と逃げるのは△8九歩成でと金を作られて失敗です。これでは受けになっていません。

 

他には、▲1六歩で角を追うのも候補の一つでしょうか。しかし、これには△2六角▲3六飛△4八角成▲同金△8九歩成で、後手の攻めは止まりません。(第1図)

 

[△2六角▲3六飛]の利かしを入れることによって、6六の角を釘付けにしていることが後手の自慢ですね。

つまり、ここで▲4四角や▲7五角には、△7七銀成で飛車を素抜くことが可能です。

第1図は、二枚替えの駒損の上、8筋を突破されているので先手不利と言えるでしょう。

 

改めて、問題図に戻ります。

次の一手

このように、先手は8六に飛が残った状態でと金を作られると、自陣を支え切ることが出来ません。

したがって、問題図では将来の△8九歩成を緩和する手が求められており、それが▲7五角なのです!(解答図)

 

受け

これに対して(1)△8二飛は、▲8三歩△同飛▲8四歩で飛車を押さえ込むことが出来ます。以下、△8二飛▲7七桂で、8筋は綺麗に受かっていますね。(A図)

 

という訳で、▲7五角には(2)△8五飛と中段に引く方が優りますが、やはり▲8六歩で飛車の利きを遮断してしまいましょう。(第2図)

 

受け

これに△8二飛と引くのは、▲7七桂と逃げておけば、A図とほぼ同義なので先手が良いですね。

よって、後手は△7五飛▲同飛△8九歩成と踏み込んできますが、▲7六飛で銀が取れるので、この攻めは恐れるに足りません。(第3図)

 

受け

△9九とでは迫力が無いので△8八とと引く手は妥当ですが、この攻めはそこまで痛くありません。なので、▲1六歩△4二角▲4三銀と反撃に転じる頃合いですね。(第4図)

 

先手は7八の銀を取られてしまうので、現時点では駒損です。けれども、このあと▲4二銀成△同玉▲2二角という要領で後手の桂香をパクパク取れそうなので、長期戦は大歓迎です。

 

ゆえに、後手は短期決戦が理想ですが、如何せん、攻め駒が不足しているので先手玉に迫る手段がありません。飛車を失っているので、火力不足に陥っているのです。

以上の理由により、第4図は先手が優勢と判断できるでしょう。

 

相手の最強の戦力に働きかけることで、敵の攻めを緩和させるテクニックは、汎用性が高い受け方です。解答図の▲7五角も、その例に漏れない一手でしたね。

 

 

毎日次の一手 (2019.3.18)

 

それでは、今日の問題です。Let’s challenge!!

 

難易度
(3.0)

目的: 優位を維持する。

 

ヒント: 現状では、玉の居心地が悪そうですね。

 

解答は明日に発表いたします。お楽しみに!

 



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