最新戦法の事情【11月号・振り飛車編】を公開しました。詳細は、ここをタップ!

最新戦法の事情・居飛車編(2020年9月号)

最新 居飛車

どうも、あらきっぺです。私事ですが、この度、本を出させて頂くことになりました。下書き用のメモやノートを見返すと、なかなか懐かしいですね笑 詳細はこちらをご覧ください。

 

タイトルに記載している通り、居飛車の将棋から最新戦法の事情を分析したいと思います。なお、今回から図面制作や記事執筆の効率化のため、それらの表示内容が今までと少し変わります。詳細は、当記事の注意事項をご覧くださいませ。

前回の内容は、こちらからどうぞ。

居飛車 最新最新戦法の事情・居飛車編(2020年7・8月号)

 

注意事項

 

・調査対象の将棋は、先月のプロの公式戦から(男性棋戦のみ)。棋譜はネット上や棋譜中継アプリにて公開されているものから収集。全ての公式戦の棋譜を見ているわけではありません。ご了承ください。

 

・記事の内容は、プロの公式戦の棋譜を参考にしておりますが、それを元にして筆者独自の研究内容も含まれております。記事内容の全てが棋譜の引用という訳ではありません。

 

・戦法や局面に対する評価や判断は、筆者の独断と偏見が多分に混じっております。当記事の内容を参考にして頂けるのは執筆者としては光栄ですが、妄信し過ぎないことを推奨致します。

 

最新戦法の事情 居飛車編
(2020.8/1~8/31)

 

調査対象局は82局。それでは、戦型ごとに見て行きましょう。

 

角換わり

時代は、桂ポン


23局出現。8月では最も多く指された戦型であり、相変わらず相居飛車の主戦場になっていることが窺えますね。

 

ただ、この頃は先手の戦い方に変化が起こりつつあります。以前までは腰掛け銀に組み、基本形の将棋を目指すケースが多数派でしたが、8月ではそういった指し方が大いに減少しつつあります。

この傾向は、後手の対策が充実していることが要因だと推察されます。具体的には、

これらが主な有力株です。

何より先手にとって厄介なことは、これらの作戦のどれを選ばれてもアドバンテージが取れないということです。相手に作戦を選ばれてしまう上に先手番の利を活かせないようでは、どうも冴えた選択とは言えないでしょう。

 

角換わりの環境

 

という訳で、現環境で先手は腰掛け銀以外の作戦に可能性を求めつつあります。その一つに、第1図のように組む指し方が注目を集めていますね。(第1図)

 

最新 居飛車

ご覧のように、早めに▲5八金と上がるのが最近のトレンドです。主流の[▲4八金・▲2九飛型]ではない駒組みが目を引きますね。

なお、この作戦は参考図の後手の作戦を、先手番で応用したものになります。

 

角換わり 最新

後手の狙いは、△7五歩▲同歩△6五桂で速攻を仕掛けること。この仕掛けの成否は際どいところですが、先手が完全に受け切るのは容易ではなく、後手番の有力策と言える作戦です。詳しい解説は、以下の記事をご覧ください。

最新戦法の事情【居飛車編】(2020年5・6月合併号 豪華版)

 

最新 居飛車

さて。後手番で有力なのであれば、先手番なら、なお一層パワーアップしていると考えるのが妥当でしょう。ゆえに、この作戦にスポットが当たっているという背景があります。

第1図から後手は、△7三桂と跳ねるのが自然でしょう。対する先手は、まず▲6六歩と突いて形を整えます。以下、△8一飛に▲3五歩△同歩▲4五桂が狙いの仕掛けですね。(第2図)

 

角換わり 最新

これに対しては、「桂頭の銀、定跡なり」という格言に則る△4四銀が最も手堅い応手です。こう受けられると後手陣の守備力が高いので、▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩に▲2九飛と引いておくくらいですね。

そこで後手が何をするかですが、△2二金と寄るのが要注目の対応。奇異な一着ですが、この戦型では頻出する手法です。(第3図)

 

角換わり 最新

この手は、▲3四角に△3二玉と寄る受けを用意した意味があります。こうしておけば、一潰しにされる心配はありません。

自ら壁金の悪形になるので変調に見えるかもしれませんが、先手は▲3四角と打つ攻め筋に頼っていたところもあるので、それを封じられると簡単ではないのです。

 

角換わり 最新

とはいえ、この瞬間は玉型の安定感に差が着いているので、先手は良い攻めを繰り出すことが出来れば、アドバンテージが取れる局面とも言えます。そういった攻めを見出せるかどうかが、第3図の評価を分かつと言えるでしょう。現状ではお互いにせめぎ合っており、結論が定まっていない印象を受けますね。

 

先手はオーソドックスな腰掛け銀で良ければ問題ないので、こういった作戦に活路を求めている現状は、少し思わしくないかもしれません。とはいえ、この仕掛けでリードを奪えるのであれば話は早いですね。後手にとっては軽視できない作戦であり、警戒が必要と言えます。

 



矢倉

二つの武器


14局出現。急戦と持久戦の比率はほぼ同一であり、後手側はそこまで急戦策に固執しなくなっています。この傾向は、今年の4月辺りから顕著になっていますね。

後手が穏便な駒組みを選ぶと、先手は相矢倉にするか、急戦を決行するかという二者択一になります。積極的なのは後者のプランですが、後手も△5三歩型のまま駒組みを進めるという工夫があり、一筋縄ではいきません。(第4図)

 

最新 居飛車

図のように、5筋の歩を突かないまま矢倉を構築するのがクレバーな指し方です。この作戦の優秀性につきましては、以下の記事を参照してください。

参考 最新戦法の事情【居飛車編】(2020年7・8月合併号 豪華版

 

最新 居飛車

一応、先手は相手が△5三歩型でも急戦矢倉を発動することは出来るのですが、やはり5筋の争点を消されていると仕掛けのハードルが高いので、通常形と比べてみると条件の悪い戦いという感はあります。

そこで先手としては、違う作戦で良さを求めに行くほうが戦略としてスマートと言えます。その方法の一つに、土居矢倉が挙げられますね。(第5図)

 

土居矢倉 指し方

土居矢倉は相手が急戦系統の作戦をしてきた場合は採用できませんが、こういった持久戦系の将棋であれば、ほぼ確実に採用できることが強みです。

さて。ここから後手の作戦は多岐に亘りますが、今回は後手番らしく受けに徹する指し方を掘り下げてみましょう。具体的には、△6四角から玉を入城させ、△5三銀型に組む指し方ですね。(第6図)

 

土居矢倉 指し方

後手番の場合、必ずしも自分から動く必要はないので、こういった要領で待機するのは有力な手法の一つです。後手の理想は膠着状態になり、千日手模様に持ち込むことですね。

先手はそうなってしまっては面白くないので、攻めの糸口を見出す必要があります。例えば、▲4八金と寄って▲4五歩と突く手を狙うのが一策になります。

 

土居矢倉 指し方

他には、7九の角を右辺に転換して打開を目指す構想も有力です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

最新戦法の事情(2019年3月・居飛車編)

 

ちなみに、先手番の土居矢倉は、8月上旬に行われた王位戦第3局でも出現しています。タイトル戦の大舞台で採用されていることからも、土居矢倉は先手番の有力策であることを示唆していると言えるでしょう。

 

土居矢倉 指し方

このように、現環境の先手矢倉は、急戦矢倉を封じられても土居矢倉という武器があります。後手はこの二つの戦法に対する策が無ければ、がっぷり四つに組み合う相矢倉を選ぶことは出来ません。

先手は相手の作戦が急戦だろうと持久戦だろうと、現環境においては怖い作戦が無く、満足に戦えている印象を受けます。矢倉は先手のほうに良い風が吹いていると言えるでしょう。

 

 

相掛かり

後手が避けている?


僅か8局のみ。かなり少ない数字が出ています。

ただし、これは相掛かりという作戦の魅力が落ちた訳ではなく、後手側が避けているのでこういった数字が出たのではないかと推察しています。詳しくは、こちらをご覧くださいませ。

 

 

雁木

玉の移動を保留する


10局出現。そのうちの9局が後手番での採用でした。10局という数字は決して多くはないですが、後手居飛車の主力戦法の地位は保っていると言えるでしょう。

 

後手雁木は急戦に対してどう戦うかという課題を抱えており、現環境では苦戦気味です。特に、[左美濃+腰掛け銀]は相当に手強く、不用意な駒組みをしていると、雁木はあっという間に潰されてしまいます。

 

ただ、矢倉に対して雁木を採用するのは有力であり、こちらは十分に戦えます。前述したように、現環境は先手矢倉の株が上がっているので、2手目△8四歩党も雁木は覚えておきたいところですね。(第7図)

 

最新 居飛車

[矢倉VS雁木]という構図になると、概ねこういった局面になることが多いです。

ここから先手が穏やかに指すなら、▲6六歩から▲6七金右と駒組みすることになります。これはこれで一局の将棋なのですが、[金矢倉VS雁木]という構図になると、雁木側は自分だけ右桂を活用しやすい将棋になるので、不満のない序盤戦になります。詳しくは、以下の記事の矢倉の単元をご覧ください。

参考 最新戦法の事情【居飛車編】(2020年5・6月合併号 豪華版

 

最新 居飛車

そういった背景を踏まえると、先手としては早めに戦いを起こすプランのほうが良さを求めやすいと言えるでしょう。

まずは、▲3五歩△同歩▲同角で一歩を交換します。(第8図)

 

最新 居飛車

後手は△4一玉で玉型を整えますが、先手は▲2四歩からさらに歩を交換します。そのあとは、▲2六飛から▲1六歩と進めるのが意欲的な指し方ですね。(第9図)

 

最新 居飛車

先手の狙いは、シンプルに端を攻めること。つまり、ここから後手が悠長に構えていると、1筋の歩を伸ばして▲1四歩△同歩▲1三歩という要領で仕掛けて行くことがメインの方針となります。

このように、早めに2・3筋の歩を交換し、その後に端攻めを狙う構想は、第79期順位戦C級2組3回戦 ▲服部慎一郎四段VS△藤森哲也五段(2020.8.25)で出現しており、雁木を攻略する有力な手法だと考えられます。(棋譜はこちら

 

最新 居飛車

こういった展開になると、後手は△4一玉と寄った手が戦場に近づいている嫌いがあるので、必ずしもプラスに作用しているとは言えません。なので、この手を保留して居玉のまま駒組みを進めるほうが賢明な駒組みなのではないかと考えています。

 

最新 居飛車

つまり、この局面で△5四歩や△6四歩などで陣形を整備するほうが、相手の速攻に備えている可能性が高いということです。

 

基本的に、雁木という戦法は持久戦調の将棋になると力を発揮するのですが、急戦調の将棋では良いパフォーマンスが出にくいという性質があります。とにかく持久戦調の展開を目指すことが雁木の本質であり、そういった戦いに持ち込めれば、雁木は大いに戦えることでしょう。

 

 

一手損角換わり

先手が良くするのは大変


11局出現。スペシャリストが愛好している傾向があり、根強い人気を誇る戦法ですね。

一手損角換わりに対して先手は、早繰り銀をぶつけるのが最強の対策です。ただ、後手もそれは承知しているので、早繰り銀の構えを作られないように工夫を凝らしています。具体的には、参考図の形に組むのが主流となっている指し方ですね。(参考図)

 

最新 居飛車

図の青枠で囲った形を素早く作るのが良いアイデアで、こうすれば先手はなかなか▲4六銀が指せません。

参考図は形勢としては五分ですが、先手は早繰り銀に組むことが出来ないので、一筋縄にはいかないと言ったところです。

 

そこで、先手は違う駒組みで良さを求めに行く将棋も指されています。例として、こういった組み方が挙げられます。(第10図)

 

最新 一手損角換わり

このように、1筋の突き合いを入れてから早繰り銀の姿勢を見せるのが一つのアイデアです。

なお、第10図の後手は参考図と違って△3二金を上がっていますが、これは先手の工夫により、この手を指さざるを得ない理由があるので、こういった局面になっているという事情があります。詳しくは、こちらの記事を参照してください。

 

最新 一手損角換わり

さて。この局面で後手は、▲4六銀→▲3五歩という仕掛けを防ぐことは出来ません。したがって、その攻めが来たときにカウンターが撃てる形を用意するというプランを採ることになります。

 

最新 一手損角換わり

まずは、△7四歩と突いておきます。これは△7五歩▲同歩△6五角という揺さぶりを狙っているので▲7八金で備えるのが自然ですが、それから△6三銀▲4六銀△4四歩▲3五歩△4二飛と指すのが面白い構想ですね。(第11図)

 

最新 一手損角換わり

ここから先手は▲3四歩△同銀▲2四歩と攻め込みますが、そこで△4五歩と反抗するのが強気な一着。これを指すために、後手は△4二飛と回ったのです。(第12図)

 

最新 一手損角換わり

ちなみに、この手に代えて△2四同歩▲同飛△2三金▲2八飛△2四歩と穏やかに指しても一局ではあります。ただ、この進行は金が2三へ移動してしまいますし、何より1筋の突き合いが先手にとってプラスに作用しています。その進行では先手の作戦の趣旨が通っているので、後手としては選びたくないのです。

 

最新 一手損角換わり

ここで先手は大人しく銀を引くか、▲2三歩成△同銀▲3五銀で強気に前に出るかという二択です。参考までに、銀を前に出す方針を選んだ実例を挙げておきます。

参考 第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負 第1局羽生善治九段VS丸山忠久九段(2020年8月17日)

 

最新 一手損角換わり

ここで先手は、変化を選ぶ選択権があるのですが、銀を引くようでは攻めが継続できませんし、前に出るのは△5五角の反撃が来るのでリスキーです。どちらを選んでも一利一害なところがあり、はっきりとした良さが求められる訳ではありません。

 

最新 一手損角換わり

このように、第10図のように組む先手の指し方は、確実に早繰り銀に組めるメリットはあるものの、後手に最善を尽くされると容易ではないことが分かります。これで一手損角換わりを咎めることが出来るかと問われれば、現状ではYESとは言えない印象ですね。

 

 

その他の戦型

巻き起こる横歩取り旋風


16局出現。その内の11局が横歩取りであり、かなり採用数が増えています。横歩取りは長らく下火になっていましたが、ここ最近は復活傾向にありますね。

なぜ、横歩取りがホットなのかと言うと、青野流に対して有力な対抗策を見出しつつあるからです。(第13図)

 

最新 居飛車

このように、早い段階で△4二銀を上がるのが最近のトレンドですね。

これに対して、先手がいつものように青野流に組むと、後手はこういった形を作ってきます。(第14図)

 

青野流 対策

図の青枠で囲った構えが、このところ有力視されているフォーメーションです。この形はすこぶる防御力が高く、青野流で頻出する攻め筋を、ほぼ全てブロックできることが自慢になります。

 

青野流 対策

この局面はプロの公式戦でも複数の前例があり、▲9六歩と手待ちをするのがポピュラーな一着です。けれども、この手では先手が明確には良くならず、後手としては悪くない進行になります。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

居飛車 最新最新戦法の事情・居飛車編(2020年7・8月号)

 

青野流 対策

そこで、▲1六歩という新たな手を指した事例が登場しました。これは、歩を伸ばして端攻めを見せた意味があります。

けれども、△8二飛▲1五歩△8八角成▲同銀△3三銀と応対されると、先手の工夫は芳しくない結果に終わりました。(第15図)

 

最新 青野流

▲3五飛と引くと、△4四角や△2八角が嫌らしいですね。しかし、▲8三歩と打っても△同銀▲3五飛△2八角で、やはり手に困ります。

この変化は△8二飛と引いた手がポイントで、これを指すことにより、▲7七角と打たれる手を未然にかわしていることが分かります。青野流の将棋は、△8二飛と引くと▲8三歩や▲8四歩といった攻め筋が発生するので良い手にならないケースが多いのですが、この場合は△7二銀型が8筋をカバーしているので、後手はダメージを負わないのです。

 

最新 青野流

この局面まで進んでしまうと、先手は端を攻める機会が巡って来ないので、作戦失敗と言えるでしょう。

先手としては、第14図から調子の良い攻めの組み立てがあれば嬉しいのですが、現状ではその手段を発見できておらず、苦心している印象を受けますね。

 

青野流 対策

青野流は積極的に良さを求める戦法なので、こういった組み上がったところから具体的な攻めが見出せないと、作戦として不満が残ります。現環境は、後手も大いに戦えると言えるでしょう。

 


お知らせ

序盤の知識をもっと高めたい! 常に作戦勝ちの状態で戦いたい! という方は、こちらをご覧ください。

参考 最新戦法の事情【豪華版】(2020年9月号 居飛車編)

 

最新の戦術には興味があるけど、どう指して良いのか分からない。どうしてプロがこういった指し方をするのかを知りたい。そういったお気持ちがある方には、うってつけのコンテンツとなっております。

 

有料(300円)ではありますが、その分、内容は深堀しております。よろしければご覧ください!

 

今回のまとめと展望

 

【受けの理想形が確立されている】

現環境は、一手損角換わりと横歩取りの株が上昇しており、後手にとっては良い風が吹いています。

これらの戦法が健闘している最大の理由は、受けの理想形が確立されていることです。

すなわち、一手損角換わりは参考図の局面ですね。

 

最新 居飛車

横歩取りは、この形です。

青野流 対策

ひとたび受けの理想形が確立してしまえば、あとは延々とそれを採用しておけば良いので、現環境においてこれらの戦法の後手は、あまり悩むところがありません。そういう気楽さも、流行を後押ししている理由の一つでしょう。

 

 

【先手の取るべき戦略】

現環境は、2手目△3四歩系の将棋のほうが厄介であり、これらの戦法にどう対処するかが最優先課題と言えます。

一手損角換わりには早繰り銀が定番の対策ですが、上記のように簡単ではありません。なので、代案としては、角換わりの桂ポン作戦を応用するという方法が考えられるでしょう。(仮想図)

 

最新 居飛車

一手損角換わりで相腰掛け銀系の将棋になった場合は、後手の8筋の歩が伸びて来ないので、すぐに▲7八金を上がる必然性はありません。ここから△7三桂には、▲3五歩△同歩▲4五桂と仕掛けて行く要領ですね。

基本的に、先手は漠然と駒組みを進めていると一手損角換わりを咎めることは出来ないので、何らかの急戦策を決行することになります。早繰り銀が上手くいかないのであれば、こういった作戦に活路を見出すことになりますね。

 

最新 居飛車

横歩取りの△4二銀に対しては、青野流で有力な攻め筋を見出すか、ここから▲3六飛→▲2六飛と大人しく進め、そこからの駒組みで良い構想を用意するかという二択になります。

個人的には、後者のプランで駒組み勝ちを目指すほうが△4二銀を咎めている印象を受けますね。やはり、早い△4二銀は2筋が素通しになるので、その場所に飛車を戻すほうが相手の裏を突いている感があります。

 

それでは、また。ご愛読ありがとうございました!

2 Comments

Sun_say

横歩取りの第13図△4二銀と上がる前に△4一玉だった思うのですが?
▲3六歩なら△4二銀、▲3六飛なら△2二銀の対応。

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あらきっぺ

確かに、「昔は」その手順でした。ただ、△4一玉▲3六飛△2二銀という組み方では、現代の目線では後手不満なのです。

そこで、現環境では△4二銀を優先しているのですね。△4二銀に▲3六飛と引かれた場合の駒組みについては、こちらをご覧ください。

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