最新戦法の事情【8月・居飛車編】を公開しました。詳細は、ここをタップ!

プロの公式戦から分析する最新戦法の事情(12月・居飛車編)

年末

どうも、あらきっぺです。大晦日ですね。我が家では紅白歌合戦を見るのが慣例になっているのですが、私はそんなに興味がないので、基本、見ません。ただ、YOSHIKIと米津玄師だけは見ようかなぁと思ってます。

 

タイトルに記載している通り、プロ棋界の将棋から最新戦法の事情を分析したいと思います。今回は相居飛車編です。

なお、先月の内容はこちらからどうぞ。
冬プロの公式戦から分析する最新戦法の事情(11月・居飛車編)

 

注意事項

 

・プロの公式戦の棋譜から戦法の評価を分析しています。調査対象は先月のプロの公式戦(男性棋戦のみ)。棋譜は携帯中継や名人戦棋譜速報など、公に公開されているものから収集。全ての公式戦の棋譜を見ているわけではありません。ご了承ください。

 

・文中に登場する棋士の肩書は、全て対局当時のものです。

 

・戦法や局面に対する評価や判断は、あらきっぺの独断と偏見が多分に混じっております。当記事の内容を参考にして頂けるのは執筆者としては光栄ですが、あくまで、一個人の見解なので、妄信し過ぎないことを推奨いたします。

 

最新戦法の事情 居飛車編
(2018.11/1~11/30)

 

調査対象局は96局。それでは、それぞれの戦型ごとに見て行きましょう。

 

 

角換わり

環境激変! 先手の株が上昇中。


38局出現。相居飛車の将棋では、約4割の出現率です。11月は、いろいろと大きな動きがあったので、順に説明します。

 

まず、後手がどのような配置で待機しているのかを整理しておきましょう。大きく分けると、以下の三種類に分かれます。

 

(1)【基本形】

角換わり腰掛け銀の基本形

(2)【一手パス待機策】

一手パスをする角換わりの待機策

(3)【△6五歩優先型】

早めに位を取る角換わりの待機策

この三つです。

まずは、(2)の【一手パス待機策】から見ていきましょう。

 

一手パスをする角換わりの待機策

これに対して従来は、▲7九玉から玉を囲って好機に▲4五桂と跳ねる指し方で打開を目指していましたが、なかなか成果は上がりませんでした。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 プロの公式戦から分析する最新戦法の事情(10月・居飛車編)

 

一手パス待機策は、非常に手強く、真正面から戦うのは先手にとって得策ではありません。そこで、先手は駒組みの順番に工夫を見せるようになりました。(第1図)

 

角換わり腰掛け銀に組む手順を工夫しよう

2018.11.7 第77期順位戦C級1組7回戦 ▲金井恒太六段VS△青嶋未来五段戦から抜粋。

▲6八玉や▲2九飛よりも、▲5六銀や▲6六歩を優先したことが先手の工夫です。特に、居玉を維持していることが、大きな意味を持っています。

どういうことなのか説明しましょう。ここから△7二金と指すと、▲2九飛△5四銀▲5八玉と玉を直進することで、手数を調整することが出来るのです。(第2図)

 

パス合戦は、角換わりならではの応酬だ

2018.11.21 第68期王将戦挑戦者決定リーグ戦 ▲豊島将之二冠VS△佐藤天彦名人戦から抜粋。

なお、蛇足ですが、後手が△7二金を指したのを見てから▲5八玉と上がることが大事です。先に▲5八玉を指してしまうと、今度は△6二金のときにズレが生じてしまいます。

 

第2図で△6二金と寄れば、先手も▲6八玉と指して、基本形へと誘導することが出来ます。

本譜はそれを嫌って△6一飛(青字は本譜の指し手)と指しましたが、▲4五銀△6三銀▲5六角と動いて、先手は主導権を握ることができました。(第3図)

 

打開に成功。筋違い角は、角換わりでは頻出する

▲5八玉型なので、△4七銀▲同金△3八角という攻め筋が消えています。ゆえに、心置き無く銀をぶつけることができますね。ただの手待ちではなく、攻撃性も兼ね備えているところが、この組み方の強みです。

第3図は、▲3四銀が権利になっているので、先手に不満はありません。後手は待機して仕掛けを封じるという方針が破綻しています。

 

このように、先手はオープニングを工夫することで、【一手パス待機策】に対応できるようになりました。

 

続いて、(3)の【△6五歩優先型】を見ていきましょう。

 

6五の位は、角換わり腰掛け銀では急所と言える

そもそも、これに対しても先述した組み方を実行すれば、回避は可能という話はあるのですが、ここから仕掛けてしまっても、先手は良さを見出すことができます。

すなわち、上図から▲3五歩△同歩▲4五桂と仕掛けるのです。(第4図)

 

軽やかな桂跳ねは、角換わり腰掛け銀らしい仕掛け

2018.11.23 第4期叡王戦本戦 ▲斎藤慎太郎王座VS△藤井聡太七段戦から抜粋。(棋譜はこちら)

ここから△2二銀▲2四歩△同歩▲7五歩△8一飛▲7四歩△同銀までは、定跡化された手順です。ここまでは、11月の記事で記した通りですね。(第5図) 冬プロの公式戦から分析する最新戦法の事情(11月・居飛車編)

 

角換わりは、こういった局面での攻めが難しいが...

ここまでは前例を踏襲していましたが、▲6四角が新手。次に▲5三桂成△同金▲7三角成を狙っているので、後手は△4四角と受けましたが、その角を目標に▲5六銀と上がった手が、調子の良い活用です。(第6図)

 

角換わり腰掛け銀の定位置に銀を運んで、先手良し

後手は次の▲5五銀を防ぐ手段がありません。ここで△7六歩と叩いても、強く▲同銀と取られて逆効果です。

以下、△9九角成には▲5三桂成△同金▲7三角成で先手優勢でしょう。(A図)

 

第6図は、4四の角が負担になっているので、先手の仕掛けが奏功していると言えます。

 

残るは、(1)の【基本形】ですね。先手にとって、現状はこれが最も厄介です。

 

角換わり腰掛け銀の基本形

後手は、△5二玉⇔△4二玉の往復運動で手待ちをするケースが多かったのですが、(成否はともかく)常に▲4五桂と跳ねる筋が残るので、先手の攻めを完全には防げないデメリットがありました。

なので、後手は欲張って△4四歩と突く将棋もチラホラ指されるようになりました。(第7図)

 

角換わり腰掛け銀の有力策

2018.11.14 第31期竜王戦2組昇級者決定戦 ▲橋本祟載八段VS△木村一基九段戦から抜粋。

ここで▲7九玉と手待ちをすると、△4一飛と待機されたときに、打開に困ります。(第8図)

 

2018.11.9 第77期順位戦A級5回戦 ▲深浦康市九段VS△豊島将之二冠戦から抜粋。

ここで▲4五歩と動いても、△5二玉▲4四歩△同飛で効果薄。この進行は、今年の7月に指された棋聖戦第5局の進行なのですが、仕掛けた割には苦労が多かったので、先手が避けるべき変化という風潮があります。

 

よって、本譜は▲8八玉と囲いましたが、△3一玉と引いた局面は、先手の仕掛けを封じたので後手満足。この局面が、後手にとっての理想ですね。(B図)

 

このように、基本形から△4四歩と突いたとき、先手が穏便に指してくれると、後手は自分の言い分を通すことができます。問題は、▲4五歩と仕掛けられたときですね。(第9図)

 

ここから△4五同歩▲同銀△5五銀▲2四歩△同歩▲2五歩△同歩▲同桂△2四銀▲3四銀と進みます。

長手数で恐縮ですが、ここまでは前例もあり、定跡になっている進行です。(第10図)

 

ここまで進むと、後手だけ玉頭がスカスカしていて味が悪いので、【基本形】からの△4四歩は敬遠されていた背景がありました。

しかし、ここから△4七歩▲3八金△3七歩▲3九金△4六角が、後手の新機軸です。(第11図)

 

金頭に歩を叩くことで中央の守りを手薄にして、その弱くなった部分を攻めるという非常に理に適った手順です。

次は△5六銀という狙いがあるので、橋本八段は▲4五角と打って、それを阻止します。以下、△4一飛▲7五歩で桂頭を攻めましたが、△2八歩▲同飛△3八歩成▲同飛△2五銀▲同銀△3三桂が見事なカウンターでした。(第12図)

 

後手は懸案だった3四の銀の除去に成功したので、自玉の安全度が一気に上昇しました。また、桂を手駒に加えたことで、△5六桂という狙いも生じています。

第12図は、大駒の働きに差が着いているので、後手が有利ですね。

 

このように、【基本形】から△4四歩を突く将棋は、待たれても仕掛けられても後手は対応することが可能です。

 

話が長くなってしまいましたが、まとめると、

【基本形】     → 後手が互角以上。

 

【一手パス待機策】 → 先手は回避できる。

 

【△6五歩優先型】 → 先手良し。

 

 

これが、角換わり腰掛け銀に於ける現環境の情勢です。

 

後手が戦える変化も存在しますが、先手は三つある対策の内、二つを解決したので、光明が見えつつあると言えるでしょう。今後は、基本形の将棋に注目です。

 

 

矢倉

△7三桂型の急戦が主流。


14局出現。相矢倉になった将棋や、先手が土居矢倉に組んだ将棋もありましたが、大前提としては、後手の急戦策に対抗できるかどうかが肝です。

急戦策では、△7三桂型に組む作戦が人気です。これは、先月と同じ流れですね。

 

[先手矢倉VS後手急戦]という構図の将棋は、7局あったのですが、結果は矢倉側の2勝5敗。やはり、矢倉は艱難辛苦の道を辿っていると言えそうです。

 

 

雁木

角換わり拒否タイプは悪くない。


9局出現。出現率は、15%→9%と低下しました。

これは、4手目△4四歩タイプの雁木が芳しくないことと、角換わりで先手に追い風が吹いていることから、先手雁木の支持者が減ったことが主な理由ではないかと推測しています。

 

ただ、角換わり拒否タイプの雁木は、依然として健在です。(第13図)

 

2018.11.13 第68期王将戦挑戦者決定リーグ戦 ▲糸谷哲郎八段VS△渡辺明棋王戦から抜粋。

ここまでの流れをざっくり述べると、

先手が右四間飛車に組む。

後手は4筋の攻めに備えるため、△4三金型に組む。

それを見て、先手は自分だけ雁木に組もうとしている。

といった感じです。

後手は囲いを矢倉にも雁木にも組めないので、面白くない序盤になってしまったようですが、ここから△7三桂▲6七銀上△6四銀が好着想でした。(第14図)

 

意味合いとしては、10月の記事で紹介したこの指し方と似ています。どうもこの戦型は、赤枠で示した形を作ることが急所のようですね。

先手は黙っていると△5五歩で銀を追われてしまうので、本譜は▲4五歩と突っ掛けましたが、△同歩▲同銀△5三銀上で対抗すれば問題ありません。(C図)

 

このように、角換わり拒否雁木は△7三桂・△6四銀の構えを作っておけば、そう簡単には不利になりません。現環境では、悪くない選択と言えるでしょう。

 

相掛かり

互いに力が出せる戦場。


22局出現。相居飛車の将棋では、角換わりに次ぐ対局数の多さを誇り、支持を得ていることが分かります。

先手は、浮き飛車に構える駒組みが多く、その中でも▲2六飛型が11局で半数を占めています。[▲2六飛・▲3八銀型]の構えから軽快に動いていく作戦が、現代相掛かりの主流ですね。

 

後手は様々な対抗策が考えられるのですが、一番シンプルなのは、相手の真似をする指し方でしょう。(第15図)

 

2018.11.7 第60期王位戦予選 ▲佐々木大地四段VS△行方尚史八段戦から抜粋。

ご覧のように、後手は先手の布陣を完全にコピーしています。

先手は▲2四歩△同歩▲同飛で、横歩をかっさらいに行く攻め筋が常套手段ですが、△7五歩が、習いある受けの手筋です。(第16図)

 

ここで先手が技を掛けるなら、▲2二飛成△同銀▲5五角打なのですが、これは後手玉が△4二玉型のときに威力を発揮する手法です。この場合は、後手玉が離れているので、△2八歩と反撃されて先手は大変でしょう。(D図)

 

という訳で、本譜は▲7五同歩と自重しましたが、△2三歩▲2五飛△7三銀で、一局の将棋です。(第17図)

 

後手は、このあと△7二金→△6四銀という要領で指せば良いでしょう。先手は7五の歩を守り切ることが難しいので、実質的には歩の損得が無いと判断できます。そうなると、局面の均衡は保たれていると考えられますね。

 

このように、先後同型で支障が無いのであれば、後手としては話が早いです。また、先手も特に悪い理屈は見当たらないので、折り合いがついていると判断できます。

現環境は、先後の優劣が特に無く、互いに力が出しやすい戦型になっていると言えるでしょう。

 

 

横歩取り

△5二玉型は諦めた。


9局出現。青野流は6局ありましたが、先月同様、△5二玉型の将棋はゼロ。

代替案として、後手は△4一玉型に構える作戦にスポットを当てました。(第18図)

 

2018.11.2 第60期王位戦予選 ▲瀬川晶司五段VS△飯島栄治七段戦から抜粋。

ここで先手が▲3六歩と突いて青野流を表明すると、△4二銀と上がりやすいことが△4一玉型の利点です。中央が堅く、かつ3二の金に紐を付けているので、▲4五桂と跳ねてくる攻めに強い意味があります。

 

ただ、良いことばかりではありません。第18図から▲3六飛と引かれると、後手は作戦の幅が狭いのです。(第19図)

 

2018.11.8 第4期叡王戦本戦 ▲遠山雄亮六段VS△永瀬拓矢七段戦から抜粋。(棋譜はこちら)

後手横歩は数年前に、△5二玉・△8四飛型の優秀性が高く認知されたので、爆発的に流行したという経緯があります。しかし、本局では早めに△4一玉を指しているので、それを指すことができません。

 

遠山六段も、それを見越して▲3六飛を選んだ(と思われる)のですが、ここから永瀬七段は、△2二銀▲8七歩△8四飛▲2六飛△5二玉で平然と手損を受け入れて、その形に戻してしまいました。(第20図)

 

正直なところ、これは苦肉の策という感はあります。しかし、具体的に手損を咎めてみろと問われると、簡単ではないのでしょうね。

 

「どうしても青野流は嫌だ」というプレイヤーにとっては、一考の余地があるでしょう。

ただ、基本的に後手横歩は、青野流に対して妥協案を出していて、思い通りにならない展開を強いられているのが現状です。よって、プロ棋界では否定的な目で見られている印象を受けますね。

 

 

その他の戦型

特に、動きはない。


4局出現。「その他の戦型」と広くカテゴライズしているにも関わらず、たった4局です。裏を返せば、2手目△8四歩の優秀性を示す数字であることが窺えますね。

 


今回のまとめと展望

 

先手番では、「角換わり派」と「相掛かり派」に二分されている。ただ、角換わりのほうが、先手に好条件が出ているので、その分、支持率(対局数)が高い。

 

・後手は、2手目△8四歩で特に困っていないが、角換わりでの選択肢が少し狭まったことが懸念材料。とは言え、もっと閉塞感のある状況にならないと、2手目△3四歩系統の将棋は増えないだろう。

 

それでは、また。ご愛読、ありがとうございました! よいお年を。

 



24 Comments

あらきっぺ

はじめまして。

ご賛辞いただき、ありがとうございます!
昨年は、角換わりの記事があまり進められなかったので、今年は頑張りたいですね。

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居飛車党

相掛かりを指しているときに早めに端歩をついてくる方がいるのですが、どういった意図があるのでしょうか?
例えば▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩▲7八金 △3二金のあと、その方は▲9六歩と突いてきました。
ここで、応じる△9四歩、同型にする△1四歩、無視して飛車先を交換する△8六歩、その他銀上がる手、どれがよいのでしょうか。

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あらきっぺ

はじめまして。

早めに歩を突くのは、相手の態度を見てから自分の形を決めたいという意図があります。
つまり、そこで歩を交換すれば、飛車の位置を決めなければいけませんし、△7二銀や△5二玉なども、形が決まりますよね。

そういった弊害が気にならないのであれば、それで特に問題ないですし、それを嫌うのであれば、端歩をお付き合いすれば良いかと思います。
基本的には、どれを選んでも一局の将棋に収まるという印象を持っています。明確な優劣は無いですね。

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居飛車党

▲1六歩なら3七桂戦法かな?と思っていましたが、▲9六歩は手待ち的な意味なのですね。
付き合う△9四歩、同型にする△1四歩のどちらでもあまり優劣はないのですか…
最近は先手と同型にするのが流行っていますので△1四歩の方がよいのかな…

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あらきっぺ

前回のコメントの補足ですが、早い▲9六歩は、▲3六歩と突く準備(横歩を取る筋のケア)も兼ねているので、▲1六歩よりも価値が高い印象はありますね。

この辺りは手の自由度が高いので、好みであったり、ご自身の想定されている作戦に誘導できたときにプラスに作用するような手を選ぶことが大事かと思います。

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居飛車党

横歩を取る筋のケアとはどのようなことでしょうか?
将棋を始めたばかりで初歩的な質問で申し訳ございません…

あらきっぺ

これは一例ですが、△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△3六飛といった要領で横歩を取る手順があります。

相掛かり

このとき、▲9六歩を突いていれば、△8六同飛のときに▲3七銀などで3六の歩を受ける余裕が生じるということです。

居飛車党

わかりやすい説明ありがとうございます。

ネコマジン

好調な渡辺棋王が角換わり早繰り銀を採用してる理由を教えていただきたいです

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あらきっぺ

はじめまして。

これは憶測ですが、矢倉が好きな棋士は、早繰り銀を選ぶことが多いような印象を持っています。
元々、渡辺棋王は先手番の際には矢倉をエースに戦っていましたが、この記事に述べた通り、現環境で矢倉は芳しくありません。
その代替案として、近頃は角換わりを指されておりますが、桂をぴょんぴょんと跳ねる現代の指し方は、矢倉と真逆の性質と言えます。
そういう意味では、早繰り銀のほうが矢倉に近い将棋になるので、採用されているのではないでしょうか。
また、矢倉を得意にされていた永瀬七段も、早繰り銀の採用率が高いですね。

ただ、これはあくまでも憶測なので、実際のところはご本人にお聞きしてみないと分かりません。そういった機会に恵まれると良いですね。

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unamu

こんにちは。いつも楽しく拝読しております。
さて、質問というか見解をお聞きしたいのですが、本記事における斎藤-藤井戦のように先手が35歩〜45桂のように動いた際、22銀では後手が芳しくないということであれば44銀や34銀とかわす手はないのかなという疑問があるのですがいかがでしょうか。

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あらきっぺ

はじめまして。ご覧いただき、ありがとうございます。

▲4五桂に対して、(1)△3四銀には▲5六角と打てば、次の▲5三桂成から銀を素抜く手が受からず、先手満足です。
(2)△4四銀には、▲2四歩から一歩交換をするのが一案です。(図)

角換わり腰掛け銀

いつでも▲1五歩△同歩▲3四角といった攻めを狙えるので、先手が主導権を握っている印象は受けます。ただ、△2二銀と引く変化も後手は芳しくないので、こちらのほうが良いのかもしれませんね。

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居飛車党

26歩34歩25歩77角のオープニングのときに、少し前は極限早繰り銀がたまに指されていた記憶があるのですが、最近はあまり見ない気がします。
何か弱点等が発見されたのでしょうか?

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あおおに

初めまして。あらきっぺさん。
棋譜が張れるかどうかテストさせてください。

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あおおに

ありがとうございます。
局面を見ていて頂きたいのですが、何か良い方法はありますか?

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あらきっぺ

あおおに様がお見せしたい局面を画像に落とし込み、その画像リンクをここのコメント欄に張り付けるのが一つの方法でしょうか。

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あおおに

遅い時間にありがとうございます。
お尋ねしてもよろしいでしょうか?
http://shogipic.jp/v/QgA
この局面で△6五歩~△6四角と打たれて、自分は右玉に組んで▲6九飛とまわったりするのですが、右玉から仕掛ける展開が難しく、いつも△1二香から穴熊に組まれたり、△6三金、△4四歩、△4二飛とかなどで攻めつぶされたり、じわじわと圧力をかけられたりして負かされることが多いです。
何か良いアドバイスをいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

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あらきっぺ

待機に徹するのであれば、右玉に組みなおす指し方は考えられますが、
この場合は先手番ですし、そもそも玉を一度、6八へ移動しているので右玉は面白くなさそうな印象を受けます。

よって、ここでは▲3五歩△同歩▲4五桂で先攻してしまうほうが良いのではないでしょうか。
端攻めや▲7五歩と突く筋を上手く絡めて、攻めが続くかどうかという将棋に持ち込んだほうが、この配置の特性を活かしているかと思います。

また、個人的には、この局面に少し違和感を覚えます。
というのも、これは先手番の正調な角換わりではありません。また、角換わりの将棋を先後反転にしたものでもありませんし、相手が一手損角換わりでもありません。(手数が合っていない)
おそらく、初手から▲2六歩△3四歩▲2五歩というオープニングでこのような局面に誘導したものだと推察されるのですが、このオープニングで角換わりになると、図のように後手に△8四歩型で駒組みを進められるので、通常形と比較すると少し損な格好です。

将棋の作戦は突き詰めていくと、こういった初めの些細な損が影響することも少なくないので、それとどう折り合いをつけるのかという話にもなってきます。少しばかりは妥協しても致し方無いのかもしれません。

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あおおに

ありがとうございます。とても参考になります。
序盤からの流れは、
▲2六歩△3四歩▲7六歩△3二金▲2五歩△3三角▲7八金△4二銀▲3三角成△同銀▲8八銀△8四歩▲7七銀△6二銀▲4八銀△6四歩▲3六歩△4二玉▲3七桂△7四歩▲4六歩△7三桂▲6八玉△6三銀▲4七銀△5二金▲9六歩△1四歩▲1六歩△9四歩▲2九飛△5四銀▲4八金△3一玉▲5六銀△6五歩です。どのあたりから見直すとよいでしょうか。
宜しくお願い致します。

返信する
あらきっぺ

なるほど。そういった出だしでしたか。

角換わり腰掛け銀に誘導するのであれば、なかなか変化する場所が難しいですね…。強いて挙げるなら、もっと早めに▲5六銀と▲6六歩を優先して、位を取られないようにするのが一案でしょうか。

繰り返しにはなりますが、通常の角換わりよりも損をしているので、それと同等の条件を望むのは厳しいです。

返信する
あおおに

ありがとうございます。
今日は道場に行っていた為、返信遅くなりました。
厳しいのですね。一から見直す方法を考えてみます。
また相談にのってください

返信する

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